昨年、上司のモラハラにより適応障害となり自宅療養を経て退職。
現在失業手当をもらいながら、看護師の単発バイトで復帰リハビリ中。
メンタル不調の波を乗りこなすべく戦っています!
ダブルバインドっていう言葉を知っていますか?
わたしは、つい最近知りました。
メンタルの好不調の波が激しくて、どうしたら改善できるかネットサーフィンしてる時にたまたま見つけた言葉です。
中身を知れば、みんなびっくりすると思います。
絶対、こんな人まわりにいるはずだから。
例えば上司に、例えばパートナーに。
自分より目上の人だから、大切な人だから、言い返せなくて悩んで心をすり減らしていく人がきっといると思います。
わたしが適応障害になった職場ではこんなことが毎日起こっていました。
ダブルバインドとは、
矛盾する2つのメッセージを同時に受け取ることで、心理的なストレスや混乱を感じる状態です。
日本語では「二重束縛」とも呼ばれます。
例えば上司から、「わからないことがあったら何でも聞いて」と言われたから質問にいったのに、
「このくらい自分で調べなさい」と言われたり、
「このプロジェクトはまかせた」と言われたから自分でプレゼン用の資料を作ったのに、
「こんなことしたらダメじゃないか、なんで事前に相談しないんだ」と言われたり。
ね、こんな上司たくさん見たことありますよね!?
わたしも、たくさん褒められてやる気にさせられ頑張ったら、
その部分をみんなの前でめちゃくちゃ馬鹿にされたりしたことあります。
「上げて落とす」ってヤツの程度のひどいバージョンみたいなことをずっとされてきました。
「あなた、でも先日こう言いましたよね!?」って言い返す強い気持ちのある人ならこんなの問題にならないでしょう。
だけど、わたしも、あなたもそうじゃないですよね。
言いたいヒトコトを飲み込んでしまう。
悩んで悩んで、何してもどうせ怒られるからわたしは出勤するのも本当に嫌になって、毎日家で泣くようになりました。
仕事のストレスって、もしかしてこれが大半なんじゃないですか?
モラハラ、イジメ、言い方はいろいろありますけど、
これって本当にされた側の人のやる気をそいで、気力体力すべて奪う行為です。
絶対にダメなことです。
でも、ナチュラルにこのダブルバインドをしてくる人っているんです。
悪魔のような人が。
どうしたら良かったのか、どうしたら自分の心を守れたのか
答えを知りたくてたくさんいろんな情報を見ました。
ちゃんと、対応策はありました。
それは、
「第3の選択肢を自分で提示する」という方法です。
上司から、「何でも聞いて」と言われたので質問したら「こんなことくらい自分で考えて」と言われた場合、
「ここまでは自分で考えたんですけど、
この先をどうしたらいいか悩んでいるので相談してもいいですか?」
という感じで聞きに行く。
上司は「何でも聞いて」というのと「こんなことくらい自分で考えて」と対局する2つの選択肢しか提示していません。
だから、そのどちらかを選んでしまうと上司の思うツボなんです。
上司の提示した選択肢を選ぶことで上司の手のひらで転がされるんです。
だから、自分の選択肢を提示します。
「ここまでは自分で考えたんですけど、この先をどうしたらいいか悩んでいるので相談してもいいですか?」
という選択肢は上司の提示した2つの選択肢の折衷案ですが、これなら上司の提示する選択肢のどちらも半分ずつ受けている形になります。
だから、上司も正面切って文句を言い辛くなります。
言うは易し。本当に実行するのは難しいですけどね。
もしくは、何だそんなことかとがっかりする人もいるかもしれません。
でも、ダブルバインドというものが存在することを知っただけでもこれからはきっとプラスに傾いていくと思います。
「いまわたしが言われたことって、ダブルバインドじゃない!?」と気づくだけで、脳は勝手に
これは洗脳だ、言われた選択肢を鵜呑みにしてはいけない、と考えだします。
それだけで、この最低最悪な洗脳方法の解決の糸口につながると思います。
同じことで苦しんでいる人はたくさんいます。
一緒に抜け出そう。
応援しています。
明日は今日より半歩だけ前に進もう!
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