ソレ

未分類

もう1月5日、かぁ。

お正月の雰囲気も薄まって、普通の日曜日って感じ。

気持ちの浮き沈みの激しかった12月を無事に乗り過ごし、モラハラ職場も12月31日で無事に退職でき、お正月を実家で過ごせた。

なんてありがたいことでしょう。

なんて思って、午後は本を読んで過ごしてた。

わたしには、今、平和しかない。

支えてくれる家族、友人。

安心・安全でしかない。

・・今の状況を、なんてありがたいことなのだと感謝している。

頭の表面は、それをわかっている。

ソレは突然やってくる。

・・なんかどうも、頭がパニックをおこしているような気がする。

また、あの感覚が襲ってきそうな気がする。

一瞬こう考えてしまうと、後戻りができなくなる。

「わたし、なんでこうしているんだっけ」

これは、平和ボケみたいなマイルドな感覚じゃない。

もや、もや、、

黒い雲が広がりだす。

始めは一点の染みだったのに、胸の中の景色は一瞬でグレーのフィルターをかけたモノクロームになっていく。

心と頭の調子が狂ってしまって退職したのだからしょうがない。

元気になってきたとはいえ、どこかまだとち狂っているに違いない。

そのための、お休みよ。

大丈夫、今は、そう感じていてもいいのよ。

大丈夫よ、大丈夫。

自分で自分を抱きしめながらつぶやく。

何回も、何回も。

また涙で思考がストップ。

何回、同じこと繰り返すんだろう。

いつまでここにいるんだろう。

わたしって、何なんだろう。

なんかね、仕事がないとか、貯金がすくないとか、そういう現実味に感じられる不安じゃないんだよね。

言葉にできない、もやもやがいつも、すぐソコにある感じがする。

気づかないふりをして笑ったり、話したりして過ごすんだけど、

ふと気づけばなんかソコにこの感覚がすり寄ってきてる。

ソレは、わたしと同じ形をしている、透明なわたし。

気づいてしまったら、最後。

ソレはぴったりとわたしに重なってくる。

体温が少し下がったような感覚になる。

手足の感覚がなくなって、痺れたときと少し似てるんだけど、

これが手だ、とか、これが足だ、っていう感覚がなくなる。

自分の体と心が、一つの球になったみたいになる。

天地がひっくり返ったように感じる。

そのまま思考がストップしてしまう。

いつも、それが怖かった。

とくに、こんな夕方、夕日が窓から入ってくるときに、部屋の中ひとりですごしていると、

この感覚に襲われることが多かった。

日が沈んでいくのと一緒に、わたしの表面も沈んで、得体のしれない本当のわたしが出てくるみたい。

この感覚が出てきたときに、無性にむなしくなる。悲しくなる。さみしくなる。

心がスーンとした感覚になる。

こんなぐちゃまぜになった感情でつぶれそうになる。

でもね、一緒に生きていくしかない。

わたしは、わたし。

ソレもわたし。

たぶん、ソレを作り出したのもわたし。

今まで数えられないほど繰り返してきた思考と選択が作り出した。

だから、これからも一緒に生きていくしかない。

ソレも愛せるわたしになるしかない。

感情は波だ。

波はわたしを押し流してしまうけど、でも、必ず岸辺にたどり着く。

じっと、こらえて、それを待つ。

10分くらい凍り付いていたかな。

大丈夫だ、動けそう。

涙を拭いて、さぁ立つぞ!

大丈夫、大丈夫。

今は、ただ、ハッピーにたどり着くまでの途中にいるだけだから。

明日は今日より、半歩だけ前に進もう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました