看護師に戻ってもいいと思いだしてからは、心が軽くなってきたようです。
(わたしは昨年3月に退職しました)
障害児ケアの施設の見学に行く予定は決まっていたものの、その前に紹介いただいた施設とは給与面で折り合いがつかず断念した経緯があり、不安は残っていました。
前の職場では、わたしは長くいたほうだったので、転職組の話を聞くばかりでしたが、
どうも自分で探して就職してきたメンバーよりも、ナース求人専門サイトに仲介してもらい前職場以上の給与を保証された上で入職してきたメンバーのほうが給与がいいという噂がありました。
「この職場、働きやすそう」
「先に友達も入っているし、心強い」
など、前向きに検討しようと思っても給料がこれでは・・・
というわたしの先日のようなケースは多々あると思います。
そんなときに、給与や福利厚生などの相談・仲介してくれるのがナース専門求人サイトです。
同時期に辞めた後輩が、ナース専門求人サイトの紹介で職を探していたことを思い出し、相談してみました。
彼女は、退職してから半年ほど遊んで暮らしていましたが、その後このような転職サイトで次々と面談を受け、今は派遣ナースをしています。
まだ28歳の彼女ですが、とてもしっかりしていて、わたしにもたくさんアドバイスをしてくれました。
ひとこと、
「ナースに戻ってもいいかなって気がしてるんだけど、〇〇ちゃんが登録していたサイトってなんだっけ」
とLINEしてみたら、ソッコーで3社教えてくれました。
わたし、普段ならここまでしてもらっても登録でつまづくと
そこでストップ&放置してしまってなかなか踏み出せません。
しかし、今回ばかりは、この中の彼女イチオシのサイトに登録できました。
というのも、名前、住所、生年月日、資格(看護師、准看護師、助産師、保健師等)、希望する働き方(正社員、パート、派遣等)しか入力する項目がなかったから。
当たり前かもしれないけど(笑)
でも、こんなことでさえメンドクサイと思ってしまっていました。
自分から何一つ能動的に動けないような人間になってしまっていたんですね。
だって20年近く与えられた環境の中だけで生きてきたから。←正当化するな
そこから、登録したサイトから電話がかかってきて、
担当者さんが質問してくださり、あれよあれよといった感じで
・わたしが今まで働いてきた内容
・その他の有する資格
・今後働きたいエリアや求める条件
など10分程度で効率よくまとめてくれました。
しかも、今週見学にいく予定の施設もそのサイト内に入っている施設かどうか検索してくれました。
残念ながら、そのサイトで扱っている施設ではなかったんですが、もしサイト内に掲載のある施設だったら、その施設との給与面での交渉をしてくれるという動きになるようでした。
これが、登録から10分でできる内容・・・??しかも無料・・・
なんて恵まれた環境にいるんだと思いました。
何もせずともこれだけの情報が得られる。
しかも自分はそのいくつもの案件の中から選べる。
わたしも15年ほど前に、一度このような求人サイトに登録をしたことがあります。
今ほど、このような専門サイトが流行っていなかったと思います。
その求人サイトからは、毎日たくさん求人情報や今現在の私個人の状況を聞く電話がかかってきました。
軽い気持ちで登録したためにすごくげんなりしたのを覚えています。
知らない人と話すのってすごくわたしには労力を使う事なんですよね。
でも、今は、電話以外にLINEでのやり取りもできる。
電話を切ったあとには、このような感じで求人情報を写真で送っていただけました。
しかも、12件も!
ありがたい。
時代に乗り遅れていたわたしは本当にびっくりでした。
見学に行く施設がダメでも、またその次がある。
こうやってどんどん新しいことを試してみればいい。
このまま、道を進んでいけばいい。
そう思えました。
本当に心から感謝があふれてきて、
40歳だし、独身だし、プライベートなにもかもうまくいかないし・・
と自己肯定感だだ下がりのわたしでしたが、
こうやって踏み出すことで明日またいろいろ探してみようと思えました。
もし今あなたがやる気も勇気もなくし、どん底でもがいているとしたら。
いつか、そこから這い出るきっかけが必ずきます。
それはたった一つの大きなイベントではなく、小さな気づきの積み重ねかも。
わたしも、希望をもち見学に行った施設と折り合いがつかない、からの次の施設見学、
そういえば・・・と後輩に連絡を取り、ナース専門求人サイトに登録。
ここでようやく前に道ができている、と気づけたんです。
一つ一つ、自分で行動を積み重ねたあとに道はできていたんです。
なにかあなたにも小さな一つの行動を起こしてほしい。
きっとそれに連なる何か次のことが起こるはず。
一つ一つに意味を持たせてジャッジせずに、起こることはベストだと信じ突き進んでほしい。
わたしも今からそうします。
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