昨年、上司のモラハラにより適応障害となり自宅療養を経て退職。
現在失業手当をもらいながら、看護師の単発バイトで復帰リハビリ中。
メンタル不調の波を乗りこなすべく戦っています!
先日、急遽受けた「訪問入浴」の仕事。
実際行ってみたレビューです。
勤務時間は8:30~17:30。
休憩時間は1.0時間の予定。
時給1600円。
実際に休憩した時間で申請できるので、休憩時間が短かった場合でも、働いたのにお金がもらえないということはない。
交通費支給あり。
車通勤は1km=20円計算。駐車場はコインパーキング使用。駐車場代も出る。
日給として、12,800円以上はいただける計算になります。
勤務の実際
8:30から勤務だけど、15分前には到着するようにとのこと。
わたしの自宅と事業所は14kmの距離がある。
朝の通勤ラッシュにはまることを予想し、自宅を7時ごろ出発。
実際、下道で50分かかった。
24時間500円のコインパーキングに駐車。
(駐車場代は全額支給されることになっているけど、上限設定のある、なるべく抑えた金額のところじゃないと気分的に申請しにくい)
8:10、事業所に無事到着した。
事業所のドアをあけて第一声
「〇〇から派遣されてきました、〇〇です」とご挨拶。
制服を貸与してもらって狭いトイレでお着換え。
うわっほんとに緊張してきた。
一緒に回るスタッフさんを所長さんから紹介してもらった。
一緒にまわるのは介護職員の2名(男性1名、女性1名)だった。
2人ともこの事業所に何年も勤務していて、わたしより年下だったけど、とてもプロ意識のある優しい人たちだった。
それだけでも、安心( ;∀;)
訪問入浴は3名1チームで1台の車で1日中回る。
介護職1名、看護職1名、オペレーター1名。
今回の場合、男性の介護士はオペレーターという立場で訪問入浴車の運転や、浴槽や機材の搬入・搬出、浴槽の設置や湯張りなどの準備を行う。女性の介護士も一緒にこの作業をしていた。
わたしはその間、利用者さんのバイタルサイン測定や状態観察を行い、入浴の可否を決定する。
準備が整ったら利用者さんの脱衣を介助し、ベッドから浴槽へ移乗、3人で洗体する。
全身洗い終えたら、ベッドへ移乗し着衣。
わたしは利用者さんの処置やバイタルサインの測定をして入浴後に変化がなかったか確認をする。
その間、他の2名は浴槽の片付けをする。
という流れだった。
初めて来る派遣スタッフで、しかも訪問入浴も初めてのわたし。
逆の立場なら一緒に組むのは嫌だろうと思う。
でも、2人とも丁寧にその都度やり方を教えてくれて何も困ることはなかった。
その日は夕方までかけて7名の利用者さんを回った。
久しぶりの肉体労働。
夕方仕事を終えると足腰が悲鳴を上げている。ガチガチに固まってしまった。
腰背部はもちろん、おしりも何でこんなとこに力入れたのかわかんないけど筋肉痛、帰り運転できるか心配なくらい腕もビリビリしてる。
たぶん翌日はもっと大変なことになっていると思う。
人を抱えるのって本当に久しぶりだからなー。
最後のお宅から帰るとき、しゃがんで靴を履くという動作ができなくて、靴をつっかけて帰った。
自分の非力さが笑える。
1日たって考えてみると、衛生管理の考え方とかいろんなことに違和感を感じたりもした。やっぱりそれは長年病院内で働いてきた自分との環境の違いなのかな。
郷に入っては郷に従え、だ。
1日しかいないんだからここのやり方でわたしもやればいい。
トータルして考えると、
この仕事は面白かった。
身体は痛いんだけど、達成感がある。
入浴って、自分で身体を動かせない状態にある人には本当にハードルの高い行為で、
だからこそこの仕事には笑顔をもらえたり感謝されることが多いんだと思う。
そして何よりも、自分が一緒に働く人との人間関係が大切だと思う。
明るい雰囲気の職場っていうのが、外野で見ているわたしにもとても好感が持てる。
派遣の立場というのは、深入りせずとも表面上の付き合いができる。
いいなと思えばまた次回を考えるし、好きじゃないなと思えば今後応募しなければいい話。
単発バイトって、今のわたしにはとても性に合っているスタイルだと思えた。
明日は今日より、半歩だけ前に進もう!
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