昨年、上司のモラハラにより適応障害となり自宅療養を経て退職。
現在失業手当をもらいながら、看護師の単発バイトで復帰リハビリ中。
メンタル不調の波を乗りこなすべく戦っている41歳です!
PMS(月経前症候群)
ここ数年、悩まされている。
悩みながらも、最近わたしは、ある考えに行きついて心が楽になってきた。
PMS(月経前症候群)とは
排卵後のホルモンの乱れが引き起こす諸症状で、
水分を溜め込む性質のあるプロゲステロンというホルモンが体のむくみを引き起こしたり、
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが少なくなるせいで抑うつ症状が出たり、
思考がネガティブに偏りがちになったりすること。
人によって症状は千差万別。
水分が胸に溜まれば胸が張り、頭に溜まれば頭痛がする。足腰が重だるいのもこのせいだと言われてる。
わたしは特に精神が不安定になる。
当たり前に働けない自分を情けないと思ったり、(何万回もこの思考はループする)
結婚も出産も経験してないわたしが、なんで子供を産むためのホルモンに悩まされないといけないんだ、とか
果ては、なんで生まれてきてしまったんだ、とか
このまま、消えてしまったら誰にも迷惑をかけないで済むんじゃないか、とか
なんとかかんとか、そこらじゅうのネガティブをひっくるめて1人で抱えて思い詰める。
元々悩みやすい性格だったけど、普段からこんなに思い詰めてるわけではない。
失業中だけど、バイト生活を今は楽しもうと思っているし、
貯金は減る一方だけど借金があるわけでもない。
お金はなんとかなるもんだ、とも思っている。
でも、PMS時期は特に手をつけられないほど自暴自棄になっていた。
20代の頃はこんなに顕著じゃなかった。
メンタルの不調なんて気づいたことなかった。
でも、ここ数年はPMS時期が来るのが怖かった。
泣いて暮らすのがしんどい。辛い。
変わりたい。変わりたい。
元気になりたい。
心から笑って生活したい。
だから、きちんと知ろうと思った。
今後10年近くも毎月こんなに辛い思いをするなら、今きちんとこの敵と向かい合った方がいい。
わたしの症状はだいぶひどい方だったから、病院で低用量ピルなどの薬を処方してもらってもよかったけど、まずはセルフケアから始めてみようと思った。
ところが!
どんな本やサイトを調べても
出てくるのは
1 バランスの良い食生活にする
2 アルコール、塩分、カフェインを控える
3 有酸素運動をする
みたいなこと。
これは、健康な体を作るために必要なことだってわかってる。
当たり前すぎる。
なんだよソレ。PMS時期に特化した対策をわたしは知りたいのに。
と一瞬モヤっとした。
でもよく考えると、普段よりさらにメンタルのベースが落ちるPMS時期なんだから、普段のベースを上げるしかないんだと考えついた。
この時期を普段と同じテンションで過ごそうとするのが土台ムリな話で、毎日自分自身を愛し身体を労り大切にする。
野菜も肉も魚も食べて添加物を極力摂らない。
アルコールやカフェインを控えて気分の抑揚を穏やかにする。
塩分を控えて水分を排出しやすくする。
有酸素運動をして適度に心臓に負荷をかけてリズムを整える。
毎日が大切なんだよね。これをきちんと習慣づけることで、身体と心がつながってくる。
健康な体があって、初めて、安定した精神がやどり正常な思考ができる。
PMSは、時期が過ぎれば症状は落ち着く。
周期の問題なんだから当たり前なんだけど、
でもね、ここに考えが行きつくと、「あぁ、この苦しみもあと1日で終わるはずだ」と思える。
終わりがわかれば少し気分が軽くなる。
その1日も、何も24時間泣き通すわけじゃない。
必ず、終わりが来る。
必ず、笑って朝を迎えられる日が来る。
たった今は目の前が真っ暗かもしれないんだけど、それでも次の日はもっと見通しが良くなる。
全く同じ気持ちで過ごす日なんてない。
たかだかPMSでしょ、なんでそんなに悩むことがあるんだよって自分でも思っているのに、人からも言われたりして、それで余計に誰にも相談できずに閉じこもっちゃってる人もいるかもしれない。
でも、あなたの周りの人だけがすべてじゃないから。
あなたの見えないところに、あなたが悩んでるのと同じことで悩んでいる人はたくさんいる。
あなたは一人じゃない。
同じように悩む女性は五万といる。
わたしの経験や考えが、これを読んでくれている誰かの役に立てばわたしは嬉しい。
明日は今日より、半歩だけ前に進もう!
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