大っ嫌いなあの上司がくれたもの

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許せないと思っている人は今まで何人もいる。

どんなに忘れっぽくて、覚えの悪いわたしでも、あの時言われた言葉を忘れないって思っている。

思い出すだけで、胸がギューって苦しくなって、笑顔が消え、眉根がより、背中が丸まりどんどん小さくなっていく。

怒り、悲しみ、はがゆさ、苦しみ、辛さ・・

ネガティブな感情表現すべてが当てはまるような身体症状が起きてしまう。

でも、そのおかげで・・

と思うこともある。

直近では、モラハラ上司だ。

この前退職した職場の上司からモラハラを受け、わたしは適応障害になり、昨年退職した。

自宅療養期間中はそれはもう、言われたことを何度も何度も反芻しコンチクショー!と思って殺意を燃やした。

その時は黒い渦の中にいて溺れている状態で、自分の呼吸も忘れている。

そこから時間は流れ約2か月。

わたしはその上司のことを変わらず大嫌いで、二度と会いたくはない。

もし通りの先に彼女を見つけたなら、近づかないでいいようにわたしは手前で左折すると思う(右折でもいいけど)

ただね、今、わたしがこのブログを再開できたのは、その彼女に追い詰められ退職し自分を見つめる時間を持とうと思ったことがきっかけなんだよね。

この事実は変えられない。

だから、彼女に対してではなく、起こった事実に対して感謝してる。

「あなたに嫌なことをしてくるひとこそ、あなたの人生にとって重要な人です」

ってスピ系の発信者が言っていたんだけど、

そういわれると、何かそう思いたくなくて、癪な気がする。

でも、その人自身に対してではなくて、その人との間に起こった出来事に思いを馳せてみれば、意外にすんなりと腹落ちするんだよね。

時間ってね、出来事の連続体なんだって。

(アインシュタイン博士が言っている)

言われたことに傷つき、悲しみに暮れて、その出来事の真っ只中を生きているときは何も見えなくても、

出来事が連続して過ぎていって、結果として時間が経ったあとにその過去の出来事を見てみれば、今に続く連続する流れの中のたった一つの断片だって気づくことができるよ。

どんなに辛い出来事があったとしても、必ずその黒い渦はいつか穏やかな流れになる。

これがわかっていたら、未来のために今できることをすればいいだけだって信じられる。

明日は今日より、半歩だけ前に進もう!

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