今日、久しぶりに施設を利用してくれた女の子がいました。
先月末から1週間ほど入院し、退院した後も病状が落ち着かず施設を利用するのは約2週間ぶりでした。
久しぶりに会ったその子は、ニコニコとかわいい笑顔できてくれました。
4歳になる女の子。
開眼しているけれど、目がほとんど見えず、微かに光を感じる程度。
だから、急に触ったり大きな音が聞こえるとびっくりして痙攣してしまったりするからこちらも細心の注意を払いながらケアします。
退院後どんな様子か心配していたけど、変わらない様子に安心しました。
わたし、看護師も嫌いやし、子供も好きやないし、この仕事で看護職に復帰することに本当に抵抗も不安もありました。
1年間のブランクも思ったよりも大きくて、
『あれ?あの薬の名前なんだっけ』
『あっこれを先にするんだったのに忘れてた』
とか毎日のように起こしてしまい、
明日こそこんなことのないように気をつけよう
と考える日々。
そんなこんなでなんとか1ヶ月毎日走り回ったんだけど、やっぱりわたしって看護師向いてないなぁ、と情けない気持ちでいっぱいになり闇堕ちしてました。
ただ、今日は久しぶりにこの女の子の大きな笑顔を見ることができて、本当にわたしも心から声をあげて笑うことができました。
また会えて、きてくれて嬉しいなって思いました。
看護師としてはドライな感情を持っていると自己分析していたわたしなんですけど、
一人前にこんなに患者さんや利用者さんを思う気持ちがあったんだなぁと感慨深いきもちにもなりました。
もう少しやってみよう。
同じ気持ちがもっとたくさんの人に向けられるように頑張ってみよう。
とりあえず明日早く行って、みんなのための仕事をみんなが来る前にしてみよう。
と、こんなことを考えました。
なんか妙に前向きになってる自分にも気づいてちょっと嬉しくもなりました。
明日また頑張れそうです。
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