懐かしい場所にきて思い出す

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先日、実家に泊まった時も、朝の散歩習慣は実行された。

どの道を歩こうか、、

フラフラと何も決めずに歩き出した。

横断歩道を渡った先には、小さな公園がある。

そこに行ってみよう。

ここはわたしが幼稚園に通っていた頃、集団でよく散歩に来た公園。

公園から階段を登っていくと、上にグラウンドがあるんだけど、幼稚園時代わたしたちはそのグラウンドまで階段ではなく、土手を登らされていた。

生い茂った木の根を掴んでロッククライミングのように登っていく。

当時から体力に自信のないわたしは、いつもスイスイ登っていく同級生たちに置いて行かれていた。

たしか、女の子が3人いつもビリッケツ争いをしていた。なんとなく、いつも仲間意識があった。

今見ると、本当に急こう配の土手だと思う。

あのころ、させられていたことを現代でしたらきっと保護者は黙っていないと思う。

上のグランドまであがるのは、あのころ以来じゃないかな。たぶん35年以上経っていると思う。

そのころとは違って階段でスイスイと登れるから余裕がある。

当時は地面しか見えていなかったけど(土手ロッククライミングのおかげで)、今はまわりの景色を見ながら歩ける。

今まで見たこともないようなヌメヌメとした樹皮の大きな木があってなんとなくじっと見てしまったり。

時間が経ったんだなぁ。

成長したんだなぁ。

子供のころから比べると、そりゃぁ長い年月だから当たり前だ。

でも、5年、10年前の私自身と比べても、辛酸を舐めていまは人生に味が出てきたと思う。

さらに5年後、10年後、、

どんな風になっているだろう。

一人じゃないと思いたいけど、でもきっと一人だとしてもそれはそれで何かと楽しみをみつけ、底辺でもがきながらもちゃんと生きているだろうなぁ。

明日は今日より、半歩だけ前に進もう!

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