わたしは、本職を一旦看護師に戻し、ブログで補いながら障害者アートの世界を知っていこうと考え直していたところでした。
福岡市のギャラリー併設予定の施設の話が頓挫し、
どうしようかと考えていたところ、また次の話が舞い込んできました。
看護師を募集している施設があるよ~と障害者の方がつくったグッズを扱うショップの方から声をかけていただきました。先週のことです。
わたしの自宅から車で10分ほどの、わたしの生まれ育った校区にある障害児ケア施設です。当時はなかったので知りませんでした。
実は、母もこの施設で働いた経験があるそうで、「優しい人ばかりだよ」と教えてくれました。(母は訪問介護の仕事をしています)
わたしは、障害のある人のアートを見てきましたが、ほとんどは生活介護のいらないセルフケアのできる人たちでした。
その施設のインスタを見てみると、完全な寝たきり、胃ろう、気管切開、呼吸器・・・
障害のある人のケアを仕事にしたいわけではなかったけれど、これからの勉強のために必要なことだ、そしてこんなに重症度の高い人でないと福祉の場面で看護師は必要とされないんだ。
と考え、面接を受けることにしました。
3/7の予定でした。
3/6施設から電話がかかってきて、「3/7の予定だけど施設長の出張と重なってキャンセルさせてほしい。いつになるかは未定」と言われました。
わかりました。そうか、またご縁がなかったな。と思いました。
たまたま今週初めに、わたしは後輩が教えてくれたナース専門求人サイトに登録しました。
同じ施設で働くにしても、こういったサイトの仲介のあるのとないのとでは、実際の給与がかなり違います。
経験を加味し、以前働いた施設での給与から下がらないように交渉してくれるとのことでした。
わたしは、こういったサイトにあまりよい印象を持っていなかったのですが、一昨日登録した施設は後輩イチオシなだけあって、あっさりとしていながらすごい情報量を提供してくれました。
ただ、わたしが面接に行こうと思っていた障害児ケア施設は掲載がなく、その場合だったら自分で交渉となるということでした。
結局、施設側から面接がキャンセルされ、来月から働こうと思っていたのに宙ぶらりんになってしまったわたし。
そのキャンセルの電話から1時間後、ナース専門求人サイトの担当スタッフから電話がかかってきました。
かなりいい条件で求人が入ったとのことでした。
わたしがよく知る検診センターでした。
検診車で企業などをまわり、身体計測や採血をする看護師です。
わたしたちのまわりでは、かなり憧れの職業でした。
捨てる神あれば拾う神あり、でしょうか。
まだ、面接にこぎつけるかどうかは分からないのですが、先方が面接してくれるということになれば、受けるつもりです。
とにかくまず、生活していかなければいけない。
日銭を稼がなければいけない。
考えるひまはない。
毎朝7:30始業でも、、病棟勤務よりきっと楽しいはずだ(と言い聞かせる)
とにかく自分の成長のため、がむしゃらに努力する。
そうした先に何かが変わるような気がしています。
自分の限界が突破できるまでの努力をするのは本当にハードルが高いことですが、
もうこのまま、この自分でいることは嫌だ。止まることの方が怖い。
今そう感じています。
やっとやるべきことがみつかった。
なにしていいかわからなかった1年前の退職直後と違い、
レールができたのだから、走るだけだと思っています。
こうして何にでも全力を出す訓練をし続けていこうと思います。
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