わたしは、看護師としての仕事が嫌いだったし、体力的にもいつかは辞めなければと強い思いでいた。
30代後半からは、管理職の声がかかる前に退職しなければ詰むと思っていた。
ただ、前職看護師を辞めた理由の一つが結婚したいという気持ちだったかもしれない。
いつもこれだけは言葉にしてはいけないと思っていたことがある。
結婚して妊娠していく同僚や後輩。
うらやましくて、なんでわたしにはこんな未来がないんだろうと悲しくなった。
「おめでとう」「幸せになってね」「早く赤ちゃんに会いたいね」
この気持ちに嘘なんて本当になかった。
だけど、つわりで夜勤ができないスタッフの代わりにいつも勤務変更されるわたし。
これを嫌がったり、文句を言ったりしたら絶対にいけないと思っていた。
そうすることで、わたしの順番がまた遠ざかると思っていた。
わたしのレベルがまたさがると思っていた。
パートナーはいつもいた。愛されてもいた。
ただ、最後は選ばれない。
どの男性も最後の場面で隣にいる女性にはわたしを選ばない。
軽い女になったつもりはなかった。
若い時はすこし高飛車なところもあったかもしれない。
でも、愛し、尽くし、幸せなときを分かち合ってきたと思う。
子供の時から、幸せな家庭を作るのが夢だった。
どんどん遠ざかっていくわたしの夢。
もう叶わないかもしれない。
それでも、幸せの順番は、まわりにはめぐってくる。
もう見たくなかったんだ、わたし。
悲しくて淋しい自分の気持ちを殺してまで人に「おめでとう」と言いたくなかったんだ。
はぁ、だれも見ていないとは言え、ここに吐き出してしまった。
なんという罪悪感と、、、、
爽快感!!!
アラフォー女性にとって、
特にある程度の収入のある女性にとって、
自分も幸せになりたい、結婚したいと叫ぶことがなんと勇気のいることか!!
昨年末には4年間付き合った、最後の望みとも思える彼と別れた。
あぁ、なんなんだろう、わたしって。
結婚して幸せになりたいのに、また自分から手放しちゃった。
「だって、彼はわたしとは結婚しないってきめてるんだもの」
そう、年の差はあれど毎日楽しかった。
でも、自分でこんな結論を出しちゃったんだよね。
あぁ、ずっと同じところにいる。
どうしたら抜け出せるの。
わたしも、愛されたいの。
本当に心から寄り添って、
「一緒に生きていこう」とお互いに伝えあえる人と出会いたいの。
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