特支

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きのうは特別支援学校へお迎えに行きました。

約30分かけて隣の区へ。

病院、療育センターと並ぶこの学校は広々とした敷地でたくさんの教員の先生や

他のスタッフの方々の手厚いサポートをうけられ、

周囲の施設と密接な連携を保っています。

わたしたちの施設は、1人の利用者さんが、今後こちらの学校へお迎えにいくことが増えるということで、学校の方からお迎えにあたってのオリエンテーションもうけさせていただきました。

たった一人の生徒さんに関することに、学校の先生が3人も!

一人一人を本当に大切にされているんだなぁと感じました。

そして、送迎システムが、

一言でいうと、「感動」

すごいシステムです。

たった一人のお迎えであっても、重心の児童。

リクライニングの車いすを乗せるために、福祉車両でのお迎え。

それが何十軒もの施設が一斉にお迎えにくるのです。

しかも、大型バスも多数乗り入れます。

なので、バスより早く構内に進入するやや小さめのシエンタなどの車両の先発組、大型バスより後に構内に進入する大型のキャラバンなどの車両の後発組に分けられていました。(わたしたちは先発組)

構内でも、先生方やスタッフのみなさんが、誘導灯を持って進入路の各コーナーで案内してくれます。

こうした手厚いサポートに本当に心から感謝の気持ちが溢れてきました。

車を止めて待っていると、生徒さん一人一人が車いすで駐車場まで出てこられました。

わたしたちがお迎えに来た利用者さんも担任の先生に車いすを押してもらって出てきました。

お話しできない子なんですけど、手足を活発に動かして、なにやら元気です。

わたしはこの子に会うのが2回目で、これがどういう反応なのかよくわからないんですけど、

学校でたくさんの刺激をうけて、なにか自分から発信したいのかなと思いました。

たくさんのこういう生徒さんを一同に見るのは初めてでした。

この子たちの発達の道をサポートするためにこんなにたくさんのスタッフの支えや、市のシステムがある。

これは本当にすごいことだと思いました。

障害のある子供さんを生むということは、本当に苦しい決断だったと思います。

後天的に障害を受けた子供さんもきっといらっしゃると思います。

わたしも、もし子供を生むのなら高齢初産婦。

このリスクは計り知れない。

だけど、わからないから怖いということもあると思います。

不安の中身がわからないから、それがどんどん拡大して恐怖になる。

わたしがそうでした。

今は、発達をサポートする現場を知ることができる。

サポートを受けたこの子たちが、どういう風に笑うのかがわかる。

その笑顔に救われる親御さんばかりだと思います。

こんなふうに、知らないままでいる不安や恐怖をどんどん脱却して、

わたしも、ここでできることをどんどん探し進んでいこうと思います。

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