きのうは、前の職場の上司に誘われて。玉置浩二のコンサートに行ってきました。
世代でもないし、「田園」って曲しか知らなかったんだけど、歌がうまいと有名なので楽しみにしていました。
会場は満席!
開演ギリギリになったけど、なんとか間に合ってよかった。
コンサートが始まるといくつか聞いたことがある曲もありました。
オーケストラをバックに歌っている姿は本当に迫力があります。
確かな歌唱力がないとできないことじゃないかと思います。
半年前も同じ上司に玉置浩二のコンサートに連れていかれたんですけど、MCはまったくなくて、そして、最後数曲ワンフレーズずつ流して歌っていきなり終わったのが印象的だったなぁ。それでもみんな泣いてるから(わたしもだけど)、歌がうますぎるってことですよね。
今回もMCまったくなし。そこがいいなぁと思いました。
で、一流のオーケストラをバックに歌うので、さすがにワンフレーズだけ歌うってことはなくて、「田園」とか有名な曲を続けて歌ってくれました。
最後は「メロディー」っていう曲だったんですけど、前回もわたしこれで泣いちゃって。
コンサートに行くまで知らない曲だったんですけど、今までの恋愛のこととかいろんなことを思い出してまた泣けてきました。
半年前に聞いたときは別れを考えている最中で苦しい恋愛をしているときでした。
今は、彼から離れて一人でなんとか立っているけど、自分の地盤の弱さに毎日くずおれそうで、
「なにしてるんだろうなぁわたし。これでよかったのかなぁ」
ってまた気持ちが振出しに戻ってボロボロ泣けてきちゃいました。
今の仕事に向いていないんじゃないだろうかっていう悩みと、やっぱりまだ彼が吹っ切れていなくて会いたい気持ちと、ないまぜになってメンタルめちゃくちゃでした。
ここから、またダメな私に舞い戻ってしまうかと思ったけど、意外にも涙を流した後はスッキリするんですね。
終わって、人の流れに乗って帰路についていると、ちゃんと元のメンタルに戻って楽しく会話できました。
いつも、自分の感情を極端な場所に置いてしまうのが私の悪いクセだと思っています。
「あぁもう絶対ダメ。わたし無理」と自分からそこに突っ込んでいく。
40歳にしてようやくその流れが分かったので、もう大丈夫。素敵な歌に感動してエモーショナルな気分になってしまっただけ。
今の私がダメなわけじゃない。ちゃんと前に進んでいる。
としっかり考えを正すことができました。
ちょっとだけ成長した気分にもなれて、きのうは本当に貴重な経験でした。
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