初詣に母と2人で行ってきた。
歳を重ねた母は、どこに行くのもわたしと一緒に行きたがる。
三が日はお参りに行く人が多いから嫌だって言うと、じゃあ一週ずらして、ということになった。
松の内の間に行けてよかった。
(多分この辺りの松の内は1月15日)
お参りした神社は、目の前は崖、真下に海が広がっている。
晴れているけど風が強くて、ちょっと緊張するようなところ。
風に倒されまいと一生懸命歩いていると、
あ、着物の人がいる!
白地の振袖を着た、ほっそりとした色白の女の子がお母さんとお参りに来ていた。
わぁ〜かわいい!
初々しくて、清らかで、本当に可愛いなと思った。
あぁ、そっか。
今日は成人式だ。
成人式に行く前にお母さんと一緒にお参りに来たのかな。
そういえば20年前、わたしもそうした気がする。
晴着に包まれた自分が誇らしいような、そんなはにかんだ女の子の笑顔が眩しい。
この新成人は、わたしの半分の年なんだなぁ〜(^^)
わたしが成人した後に生きてきた20年より、この子の今からの20年は大変かもしれないなぁ〜
勝手な想像をする。
でも、この子は、この子の自分史を生きていくわけだから、他の世代とか、同じ時代の他の誰とも比べることなく自分の幸せを邁進していくんだよね。
わたしも、誰とも比べることなく自分の道を生きていく。
珍しく母がおみくじを引くと言うのでわたしも一緒に引いてみた。
2人とも『大吉』だった。
えぇ!?すごいびっくり〜!
わたしの引いたおみくじには、
『今はダメだけど、後から必ず良くなるから頑張りなさい』という内容が書かれている。

頑張りますとも!待ちますとも!
40年間地道にやってきたんだから、これからだってきっとやっていける。
明日は今日より、半歩だけ前に進もう!