感動した絵の話

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昨日に引き続き、障害者アートの展示を見に行って衝撃を受けた作品のご紹介。

わたしは、カラフルな絵画に強く惹かれますが、

この本田さんという方が描いた作品が本当に大好きなんです。

強い曲線で構成された生命力のあるカメ。

写真では分かりにくいけど

ステンドグラスのようにぴかぴか光っています。

「シブヤリクガメ」

タイトルにあるリクガメは大きな足でのっそのっそと歩いているイメージだけど、

なんだろう、このカメは強い意志を持ち二つの強い足で前に踏み出している感覚もある。

どこか、古代の壁画、ラスコーの洞窟壁画を思わせるような神秘的で抽象的な、心に直接問いかけてくるものがある。

一度、制作現場にお邪魔したとき、本田さんはずっと寡黙に制作に励んでいらっしゃいました。

精神障害のあるかたで、会話は少し難しいとスタッフの方から説明をうけました。

まっすぐに絵を見つめ、全力でコミットし完成させようと頑張っている姿がとても印象に残っている方です。

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