金縛り 身体の自由を奪われないための対策

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わたしは時々金縛りにあう。

金縛りと言っても、そのほとんどは霊障ではなくて、睡眠麻痺だってことが証明されているんだってね。

睡眠麻痺とはこんな機序で起こるらしい。

私たちの睡眠は、ノンレム睡眠から始まりレム睡眠に移行する。しかし、何らかの原因によって寝入りばなにレム睡眠が生じると、覚醒しているときに非常に近いので、レム睡眠による筋緊張の消失に伴う症状を金縛りとして自覚する。

私は時々眠れないことがあっても、睡眠に障害があるなんてことは考えたことなかった。

適応障害になってメンタルどん底のころは、一晩中眠れないことが何日も続いたけど、「適応障害」が原因だとはっきりしていたから、「眠れなくて当然だ」くらいに思っていた。

眠りたいとも思わなかった。

話を戻して・・

金縛り(睡眠麻痺)は子供のころから定期的にあった。

1度あると、週に2~3回続けて起こることもあった。

そしてまた半年ほどして忘れたころに起こる。

こんなふうに睡眠麻痺という言葉や、機序を知るまでは、この感覚がそれはもう恐ろしくて、嫌で嫌でたまらなかった。

わたしは霊感がまったくなくて、幽霊をみたことなんて1度もないのに、自分の体を乗っ取られる気がして二度と自分に戻れない気がしていた。

起きている間もそのことを考えると叫びだしそうなほど怖かった。

金縛りが来るときは『あっ来る』ってわかる。

ツーっと身体の端から冷たい感覚が押し寄せてきて体幹が急にグッと重たくなる。

動けなくなる。

喉も詰まったように呼吸が苦しい。

空気を吸って大きな声を出したくて喉や頭に力を込める。

やだやだ、やめて、来ないで!

手足を大きくばたつかせようとする。

できなくて苦しい、怖い。

そんなことをしばらくしていると(10秒くらいだと思う)、ふっと身体が軽くなって自由になり、わたしは自分自身を取り戻す。

金縛り対策をネットで調べてみると、やはり

「疲れやストレスに起因することが多いので精神面での治療や規則正しい生活を心掛けること」

と大半は書いてある。

わたしの自論はこう。

「生命エネルギーを満たすこと」

言い換えるなら、仕事や運動で健やかに疲れて、美味しいものを食べて心から満足し、ゆっくりお風呂に入って寝ること。

だからネットで書かれている対策となんら変わりはない。

でも、ストレスの原因を除去するとか、規則正しく生活しろなんて言われると、正しいと言われているモデルが存在していて、それに自分が合わせないといけなくなってしまう。

大切なのは、身体が喜ぶことをすること。

そうすると心も満たされて、心身ともに穏やかに健やかにいられる。

メンタルがどん底な時ほどこれを実現することが難しいんだけど、本来、そんな時こそ運動して美味しいものを食べて身体を整えないといけない。

心を癒すことばかり考えがちなんだけど、順番は逆。

身体を整えないといけないんだ。身体と心はつながっている。

だから、運動して、美味しいご飯を食べて、満たされて寝る。

夢や希望がなくても、ただ毎日これをやってるだけで最低限幸せなんだ。

間違いない。

明日は今日より、半歩だけ前に進もう!

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