HSPの気分転換

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いつのまにか5月に入ってた、そんな気がします。

とにかく1か月間、スタッフに慣れよう、環境になれよう、自分のできることをみつけてがんばろう、毎日そう思って頑張ってきました。

4月に心機一転した方も多いはず。

そんな方は、ここらへんでGWで身体を休めながら、「あれ・・これでいいんだっけ?」とふと我に返るなんていう経験をすることもあるんじゃないかと思います。

そう感じるきっかけは、本当にささいなことだったりしませんか?

ちょっとしたコミュニケーションのミスや、思い違い、良かれと思ってやった行動が裏目に出たり。

わたしも、そんなことがありました。

本当にささいなこと・・

きのうは、わたしが作ったA41枚の文書をプリントアウトしてそれをラミネートする予定でした。

ラミネートの機械を倉庫から出して来て準備していると、先輩が「それ私が明日しておくからいいよ」と言ってくれた。

わたしとしては、これは自分の仕事だし、今時間のあるうちに終わらせておきたい。

そう伝えても、先輩は「明日わたし早出だけど、特にすることもないからその仕事を取っておいてほしい」と。

なんか腑に落ちないなぁと思いながらも、自分の意見は絶対に曲げない先輩。(普段は大変優しくておもしろい)

こんなやりとりを何回か繰り返して、結局先輩の言う通りにラミネート作業は翌日にとっておくことになりました。

ところが、ラミネートの機械がそのまま置かれているのを見た上司は、「なんでこのままにしているの?なんで今しないの?」と。

いや、ほんとうそれ。

わたしだってできればしたい。

そこで先輩とのやりとりを伝えられればそれでいいんだけれども、そういうと先輩に失礼なんだろうか、とか変なことをぐるぐると考えてしまったり。

結局、「すみません」と自分がいう形に。

わたしは、重度のHSPなんですけれど、こんなちいさなことで、家に帰ってお風呂に入りながらぐるぐると思い悩むんですよね。

特に、40歳でありながらわたしが最年少の職場。

だから率先して自分が動こうと思いながらも、やはり先輩を立てて、波風立たないように働かなくては、という気持ちが1番にきてしまう。

書きながらも情けなくなる。

こんなことを書いてしまうほど、このページは意味のないものなんだろうか。

自分の一瞬一瞬を大切に生きていこうと誓いながらもこんなにもささいなことに動揺して前向きに進む気持ちが揺らいでしまうとは。

なんてちっぽけなんでしょうわたしは。

こんな時にどう考えればいいのかな。

そんなのさっさとやればいいのに。

言い返せばいいのに。

それが当たり前なんだけど、こんな小さなすれ違いの積み重ねでそれがなかなかできないとき。

わたしは、「それでも愛されている。みんなに気遣ってもらっている」と無理やり考える事にしています。

だから、「先輩が自分が代わりにするよと申し出てくれた」

だから、「上司がわたしの行動に目を止めてくれた」

かなりのこじつけだけど、それでもマイナス80くらいの気持ちがマイナス45くらいにはなった。

作家のひすいこたろうさんとペンキ画家SHOGENの共著「今日、誰のために生きる?」の中に、「自分を愛し、自分のための時間を生きる」というくだりがありました。

わたしがわたしを好きでいないでどうするんだろう。

わたしが1番のわたしのファンにならないでどうするんだろう。

「それでも愛されている。みんなに気遣ってもらっている」と思うためにまず、わたしがしたことは、どこでもいいから自分の中の好きな部分を見つけてほめること。

一昨日、ネイルにいってケアをしてきました。医療職なので、以前のようにジェルネイルはできないけど、ジェルネイルをし続けた爪は荒れ放題でした。

ネイルケアをし終わった私の爪は、白くカサカサになった部分はなくなり、平らに整えられ、薄ピンクに光っています。

綺麗な部分があった。わたしってすごいじゃん。こんなところにまで時間とお金をかけてケアできるなんて笑。

この爪を見るたびに思うことにします。わたしはわたしを大切に思い、自分自身を愛する行動を取れているんだと。

また少し気持ちが軽くなって、今日も元気に先輩や上司に挨拶をして仕事を始められる気がしてきました。

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